4月, 2016年
畑づくり
昨日の夜の熊本で震度7の地震には大変驚きました。
子ども達も「恐かった。」「泣いた。」「家族皆で外に逃げた。」「泣かんかった。」と色々なお話をしてくれました。
朝からクラスで先生と地震の紙芝居を読んでお勉強していましたが、最近日本は地震が頻繁に起こり、私達の地域もいつ何が起こるかわかりませんので、日頃からの備えが大切ですね。
昨日は月組さんはあおぞら農園に行き、夏野菜を植える畑づくりをしました。
土の中からカブトムシや蝉の幼虫やミミズが出てきました。
この日は気温も上がり、作業をしていると暑くなったので、こども達はシャツ一枚になってはしゃいでいました。
皆で運んだ土を先生が振るいにかけます。
ホクホクの良い土が出来、牛糞や油粕を入れて耕すと立派な畑が完成しました。
夏野菜の苗を植えるのが楽しみです。
この前皆で収穫した春菊とほうれん草が今日の給食メニューの「ほうれん草のツナ和え」に入っていました。
春菊は子ども達が少し苦手な野菜ではあるので、給食の元永先生が心配していましたが、「美味しい。」とよく食べてくれていました。
元永先生いわく、「春菊は長く茹ですぎると苦みがでるのでサッと茹でたから良かったのかも。」
とのことでした。ツナとほうれん草と和えることで、子ども達でも食べやすい味にもなるのかもしれません。
そして、昨日から月組さんはヴァイオリンの練習が始まりました。
ヴァイオリンは持てるようになるまでが結構大変で、良い安定した姿勢で長時間立っていなければ弾けません。
忍耐力やコツコツ努力することが必要になってきますので、嫌がらずに練習できるか少し心配もありましたが、結構楽しみにしてくれているようで安心しました。
ヴァイオリンの前に集中力と体幹を強くし、バランス感覚と姿勢を良くするための「腹式呼吸」や「バランス体操」の練習と、手の力が弱いので、手指の力をつけ、指の関節が柔軟によく開くようになるための「グーパー体操」「指の間を広げる練習」を皆で行った後、一人ずつヴァイオリンを構える練習と弓の持ち方の練習を行いました。
今年の月組さんは誰一人、「疲れた」と言わず、最後まで頑張って綺麗な姿勢で練習できるのに驚きました。
ヴァイオリンは立つ姿勢が大切ですが、最初と最後のご挨拶まで綺麗に集中してできているので、これからが楽しみです。
今まで使っていない筋肉を使うので筋肉痛になるかもしれませんが、徐々に筋力が強くなってきます。
短期間で決して上手にはならず、日々の地道な積み重ねなので、飽きないように、我慢して練習することで、出来なかったことが出来るようになる喜びと、達成感を感じてもらえるよう、楽しく練習できたらと思っています。
絵画教室
今日は今年度初めての向野先生の絵画教室でした。
今日のテーマは「チューリップ」で先生が鉢植えのチューリップを持ってきてくれました。
保育園もみんなが球根を植えてくれた色とりどりのチューリップが満開です。
鳩組さんは絵画教室初参加しましたが、自分の感性で思いっきり描けていました。
よく見たらパーッと花びらが開いたチューリップや閉じたチューリップ、一つ一つ色や形が違います。
そこを自分なりに上手く表現していました。
形にとらわれず思いっきり好きなように描くことが大切です。
完成しました。
鳩組さん、初めてと思えない程生き生きとした楽しい絵がかけてますね。
星組さんはさすが絵がしっかりと力強くなっています。
チューリップの周りに虫さん達が遊びにきたりした様子も描いていて、発想が豊かですね。
子ども達の絵を見ていると気持ちが不思議とハッピーになってきます。
大人は上手に描きたいと思って描いてしまいがちですが、子どもは見て感じた素直な心をそのまま絵にすることが出来るのかもしれません。
子どもの作り出すものって凄いですね。
あおぞら農園
今日は昨日からの寒波の影響で朝は少し冷え込みましたが、午後からはポカポカ陽気になってきました。
月組さんは畑のブロッコリーの収穫と、そろそろ夏野菜を植える時期になってきているので、畑の草取りをして、先生が耕しました。
ブロッコリーにお花が咲いていました。
「ブロッコリーの食べるところはお花だったんだね。」
「お花食べれるん?」
ブーケみたいですね。
「先生見て見て、ちょんまげ~。」
「僕もちょんまげ~。」
次々と一発ギャグを繰り広げる男の子達。
皆仲良しでいいですね。
初めての畑作業楽しかったかな ?
発見が沢山あったみたいで、「先生これ何?」などいろいろ質問してくれました。
夏野菜を植える畑を耕すため、収穫した後のブロッコリーの株を抜きました。
今までお世話になったブロッコリーさんとも今日でお別れです。
ドンドンちぎっては胡麻和えなどで頂き、冬から春まで大活躍してくれました。
たいちくん、頑張って抜いています。
結構根が張っていて力が要りますが抜けるでしょうか。
お~抜けました!
ここちゃんも頑張っています。
サヤエンドウも実が生っていますが、もう少し大きくなってきたら収穫しようと思います。
みんな草取りも頑張ってくれました。
先生が「次に何植えたい?」と聞くと、
「なすび!」
「え~っ。 僕ナスビ嫌い!」
「キュウリがいい。キュウリいっぱい植えよう!」
「トマトはミニトマトが良い。」
みんなそれぞれ好きな野菜が違うようです。
小学校の入学式
今日は下城井小学校と築城小学校の入学式でした。
3人の新一年生の女の子達がピカピカのランドセルをしょって保育園に来てくれました。
下城小学校の入学式が先に終わったので、なおちゃんとひなちゃんが一足お先にお母さんとみえました。
皆一緒に記念撮影です。
あゆなちゃんも到着しました。
まきえ先生からインタビューを受けています。
保育園のお友達は、新しいランドセルをしょった、ちょっぴりお姉さんになった一年生を見て、みんな「かわいい~。」「私も水色のランドセルにする!」と憧れのまなざしで見ていました。
お外に出て写真撮影。
ちょっとした姿も一年生らしさがでています。
これから成長していく姿を見るのが楽しみです。
ことちゃんも背が伸びて、素敵なお姉さんになってますね。
みんな最高の笑顔です。
みんな偶然ランドセルが水色でした。
さすが仲良しさんだけあって、ここでも息がぴったりなんだな~と感心してしまいました。
お母さんも一緒に。
お母さん達も今日はお忙しい中、保育園まで来てい頂きありがとうございました。
とっても幸せな気持なりました。
また遊びに来て下さいね。
花まつり
4月8日(金)はおしゃか様のお誕生日「はなまつり」でお寺にお参りに行きました。
第一青蓮保育園のお友達と特別養護老人ホーム誠松園とデイサービスのおじいちゃんとおばあちゃんも一緒にお参りしました。
おしゃか様は今から2500年ほど前にインドのルンビニーでお生まれになりました。
生まれたばかりのおしゃか様は七歩歩かれて、右手で天を指して、左手で地を指して、「天井天下唯我独尊」とおっしゃられ、沢山の花びらが天から降ってきて甘い雨が降ったと伝えられています。
その言葉は、「生きとし生けるもの全ての命(人間だけでなく、動物や虫や植物全ての命)がとても尊いのですよ。あなたの命は誰とも比べることのできない尊い存在ですよ。」という意味が込められています。
おしゃか様の生きていた時代のインドではあちこちで戦争があり、差別や疫病、貧困など沢山の問題で人々が亡くなる厳しい社会でした。インドの差別社会は今でも残っています。その中で生き抜くことは大変なことであり、「私は何のために生まれてきたのか。」と苦しみながら死んでいかないといけない命を抱えながら、人々は自分の生きていることに希望も見いだせず、絶望しながら生きている人も沢山いたと思います。
その一人一人の命の尊さを教えて下さったのがおしゃか様です。
人間が勝手に命に価値を付けているだけで、仏様からみたら全ての命が輝いているのです。
おしゃか様は厳しい修行をしてお悟りを開かれ、仏様の教えをである命の尊さ、真理に気が付き、大切な教えを人々の所に行き、お話をされ、悩みを聞き、生涯を通じて仏様になる道を歩まれました。
その教えはインドからシルクロードを通じて仏教として日本にも伝わり、聖徳太子も日本国憲法に仏教の教えを中心とすることが全ての人々が幸せになれる道であると取り入れました。
そして親鸞聖人が浄土真宗の教えとして、私たちに残してくれました。
おしゃか様が残してくれた教えである、命の尊さや命の繋がりや、沢山の命の「おかげさま」の中で今私がこうして生きていること、またご先祖さまや、育てて下さった全ての命に感謝し皆で共に考え喜ぶこと、おしゃか様のおかげで尊い教えに出遭えたことを喜ぶ法要が花まつりです。そのため、おしゃか様を尊敬した方々が伝えてきた、おしゃか様の誕生や生き方にまつわる様々な夢のような素敵なお話が今でも残っているのです。そのおしゃか様のお誕生の様子を私たちは「花御堂」にお花を沢山持ち寄って飾り、赤ちゃんのおしゃか様の御像に甘茶をかけて、手を合わせてお参りします。
月組さんはお寺での初めての献灯献花でした。
立派にできました。
皆背筋を伸ばして合掌して大きな声でのの様の歌を歌いました。
卒園して、もうすぐ新一年生のあゆなちゃんと・ひなちゃんは「保育園卒園しても花祭りに行きたい。」と言ってくれて、来てくれました。
3月31日から会っていない間にすっかりお姉さんになっていました。
花祭りに来るのを楽しみにしていてくれたそうです。
嬉しいですね。
月組さん代表のお焼香です。
なむあみだぶつ。
星組さん代表のお焼香です。
初めてのお寺でのお焼香でしたがとても上手でした。
花御堂に甘茶をかけてお参りしました。
花御堂は前日に第一青蓮保育園と第二青蓮保育園の先生と、元給食のひとみ先生が作りました。
みんなで甘茶をのみました。
美味しかったかな。
入園式
4月2日(土)は入園式でした。
この日はちょうど桜も満開で、お天気にも恵まれました。
可愛い新入園児さんと進級でお兄さんお姉さんになった在園児さん、皆笑顔がキラキラ輝いて見えました。
献灯献花で式典が始まりました。
月組さんになって、表情もキリットしています。
一歩一歩しっかりと足を踏み出し歩く姿を見ていると、気持ちが引き締まります。
合掌する姿もきれいです。
月組さん代表のお焼香
星組さん代表お焼香
鳩組さんは初めてのお焼香で、ドキドキして見ていましたが、立派に出来て驚きました。
園長先生のお話
クラス担任の先生の紹介です。
クラスのお友達の名前を呼ばれると、みんな元気いっぱいお返事してくれました。
同じ社会福祉法人で浄興寺灯明会の第一青蓮保育園の先生と一緒に。
心新たに、子ども達の笑顔があふれる楽しい保育園生活が遅れるよう園長先生をはじめ、先生達力を合わせて頑張ります。
給食の先生も元島ひとみ先生が退職され、新しい先生になりました。
調理師の元永澪先生です。
調理師専門学校を卒業されたばかりで、お料理が大好きなんだそうです。
新しいクラスでお友達と一緒に。