11月, 2017年
御正忌報恩講
11月27日(月)に浄興寺の御正忌報恩講にお参りしました。
この日はお天気もよくとても暖かい日で、皆気持ちも朗らかです。
浄土真宗の御開山であられます親鸞聖人は、皆さんが毎日お参りしている「ののさま」の教えを沢山お勉強し、私たちに沢山の書物やお経で伝え残して下いました。
「御正忌報恩講」は、親鸞聖人のご生涯とご苦労をしのんで営まれる法要です。
「南無阿弥陀仏」と手を合わせてお念仏を唱えると、「どんな時でも一人ではありませんよ。阿弥陀様はいつでもどんな時でもおそばで見守ってくださっていますよ。」と親鸞様は伝えて下さいました。
御講師の法龍寺ご住職である渡辺先生が親鸞様のお話してくださいました。
今から800年も前、親鸞様がご往生しお浄土にお還りになられた時に、全国のご門徒さんがお参りにこられました。
昔は交通機関が無いので、山道を20日以上も歩いて皆さん京都にお参りに来られたそうです。
そして毎年親鸞様のお墓にお参りに来られる方は後を絶たず、今日までずっと続いていているのです。
800年の時が過ぎても、親鸞様の伝えて下さった、ののさまのみ教えを頂かせてもらえることに感謝し、日本全国の浄土真宗のお寺で、ずっと毎年続いています。
毎年こうして皆さんでお寺に集い,御正忌をつとめさせて頂けることは、とても幸せな事ですね。
まず、今私がここに、こうして生きているという事は沢山の命のおかげです。
また私たちのご先祖から、一人もかけることなく、様々な命のお働きとご縁で私の命が繋がっているという事はとても尊いことです。
親鸞様がののさまの教えを伝えて下さらなければ、このように手を合わせる事の出来る、心持になる事さえなかった私が、ののさまに手を合わせるようにお育て下さった事に感謝しなければと改めて感じさせられます。
いつも手を合わせてお念仏する、ののさまと親鸞様のお話を、とても分かりやすくお話して下さいました。
みんな、しっかり聞いていましたよ。
月組さんはもうすぐ卒園なので、最後の御正忌報恩講でした。
皆でお参り出来て良かったですね。
御正忌報恩講が無事3日間皆さんで集まり、お勤めすることができました事はとても有難いことだと改めて感じています。
ご準備やお手伝い、お参りに来てくださったご門徒の皆様と仏教婦人会の皆様、ありがとうございました。
なもあみだぶつ。
新しい滑り台
保育園の滑り台が新しくなりました。
新しい第二青蓮保育園のシンボルになりそうな予感です。
「わぁ~はやく滑りたいな~。」
今までの滑り台さんはずいぶん長い事頑張ってくれていましたね。
雨の日も風の日もずっと外で頑張ってくれていたので、大分傷んでまいりました。
みんなを楽しませてくれて、今までありがとうございました。
そして、ついにやってきた新しい滑り台さん。
新しい滑り台はつるつるピカピカです。
お家もついてますよ。
やっほ~。
みんな順番を守っていますね。
たのしかった~。
滑り台さん、第青蓮保育園へようこそ。
皆で仲良く大切に使っていきましょうね。
これからどうぞよろしくお願いしますね。
勤労感謝の日
11月23日は「勤労をたっとび、生産を祝い、国民が互いに感謝しあう日」として1948年(昭和23年)に制定された国民の祝日です。
お仕事することで、皆の生活があり、元気に働けることや、働いてくれている人がいること、私たちの生活は沢山の皆様のおかげで、お互い支えあって生きていることに感謝し、プレゼントを手作りして「お仕事ご苦労さまです。」とお渡しに行きました。
同じ浄興寺灯明会の特別養護老人ホーム誠松園に行きました。
管理栄養士さんの幸田さんが待っていてくれましたよ。
お仕事お疲れ様です。
下城井農協さんに行きました。
支店長さんにご挨拶。
農協の職員さんと。
永尾病院さんです。
看護婦さんがお出迎えしてくださいました。
いつも嘱託医として、永尾先生にはお世話になっています。
これからも皆の健康診断お願いします。
下城井郵便局さんです。
保育園のお手紙いつも届けてくれてありがとうございます。
ご協力くださった皆様ありがとうございました。
お家でもお手伝いして、いつも働いてくれているお父さんやお母さん、家族の皆さんに感謝の気持ちを伝えられると良いですね。
保育士体験 その2
花組さんクラスも、楽しそうですね~。
お姉さんたちが、家庭科の時間で作ってきてくれたお人形で一緒に遊びました。
可愛いですね♥
年中さんクラスと年長さんクラスもお人形披露です。
お兄さんとお姉さんが作ってくれたお人形に皆興味津々。
ファスナーのポケットにお菓子を入れてみます。
一つ一つのお菓子が、とっても可愛く丁寧に作られていますね。
午後からは一緒にお散歩に出かけましたよ。
お姉さんと一緒に手を繋いで皆嬉しそうです。
お天気が良く、秋色に染まった木々がきれいですね。
皆思い思いの葉っぱや木の実を拾いました。
椎の実がいっぱい落ちていました。
昔よくこれを拾って、炒って食べていました。
お散歩とっても楽しかったね。
お兄さんお姉さんとも、いよいよお別れの時がきました。
「ありがとう。」
「とっても楽しかった。」
みんな名残惜しそうでした。
「また遊びに来てね~。」
「また遊びに来るね。」
椎田中学校の皆さん、一日子ども達と沢山遊んでくれてありがとうございました。
皆さん笑顔が素晴らしく、子ども達と心から楽しんで身体を動かしてくれていました。
これからも学校生活頑張って下さいね。
ありがとうございました。
保育士体験その1
朝晩寒くなってきましたが、お天気が良い日は空気が澄んでいて空も青く気持ちが良いですね。
保育園の周りの山々も赤や黄色の模様替えで、子ども達も元気いっぱい体を動かしています。
11月13日(月)椎田中学校の3年生のお兄さんとお姉さんが、保育士体験に来てくれました。
一緒に砂場でおままごと
サッカーも一緒にしてくれて楽しかったね~
わ~い♥
ヤッホー♪
あおぞら農園に一緒に行って、種まきをした大根さんの間引きをしました。
「わ~大根のにおいがする!!」
「ほんとだ!!大根のにおいだっ。」
間引いた赤ちゃん大根は、もう立派な一人前の大根さんになっていました。
その大根さんを、土から引き抜いてしまわないといけないのです。
皆の小さな手で土から抜こうとしても、なかなか抜けません。
葉っぱだけ引っ張って抜こうとすると、ブチっと葉っぱだけがちぎれてしまいます。
「いたいよ~。引っ張らないで~。」
小さくても一生懸命抵抗しています。
「僕たちまだ、もっともっと生きたいんだ!!」
「今までここで一生懸命生きてきたんだぞ!勝手にぬくなよ~。」
大根さんは何も言わないけどどんな気持ちかな。
それでも指先に力を入れて、大根の首根っこをしっかりと持って抜きました。
何でも仕事をするのにはコツと容量がいります。
左手で作業しても上手く出来なかったり、葉だけ引っ張っても抜けなかったり、失敗して工夫してお仕事は上手くなってきます。
その経験の積み重ねが、応用できるようになり、この先の人生や生活に役に立ってきます。
それは体験することでしか身に付きません。
何もしないと心が動きませんし、感じません。
感動や、喜び、悲しみ・苦しみ何もありません。
命の大切さも、体験することで気が付くことが沢山あります。
間引いた大根さんは、お漬物にして頂くことにしました。
大きな大根がひとっつ育ち私たちの口に運ばれるまでには、目に見えない沢山の命が犠牲になってくれています。
沢山の働きのおかげで私たちは食べる事、活きる事が出来るのです。
レタスと水菜の収穫もしましたよ。
柔らかく美味しそうなレタスと水菜が沢山収穫出来ました。
ジャガイモのお花も咲いていましたよ。
可愛いテントウムシも葉っぱにとまっていました。
こんなに沢山取れて嬉しいな。
間引いた大根を洗います。
「洗ったら真っ白になるね。」
水が冷たかったけど、頑張ってくれました。
大根さんを塩漬けにしてお漬物にし翌日の給食に登場。
この日のメニューはチキンのトマト煮・ささ身と野菜のサラダです。
野菜サラダに皆が収穫したレタスと水菜が入っていました。
新鮮でシャキシャキしてとっても美味しかったそうですよ。
大根のお漬物が出来ました。
かつおぶしをのっけてお醤油をちょっと垂らします。
魚の味噌煮と野菜の胡麻和えこふき芋です。
大根のお漬物が登場すると、「美味しそう、早く食べたい。」
と、皆お漬物好きなようです。
ちょっとピリッとしてて苦みもありますが、そこが美味しいんですよね。
野菜のほのかな苦味を感じる味覚は、赤ちゃんの頃は発達しておらず苦味を受け付けません。
苦味のあるものの代表に「大根・春菊」などがあります。
冬から春の初めに出てくる野菜に多いのが特徴で春先に出る、「フキノトウ」や「タラの芽・ワラビ・フキ」など和食には欠かせない味覚です。
甘味はおっぱいの中に含まれる味覚なので、何もせずとも、もともと人間が好きな味覚なのです。
でも苦味は野菜を子どもの頃から食べ、健康や食の大切さを学習させ、「旬の味覚」という言葉がありますが、日本の四季の素晴らしさを食から感じることにより、体にとって大切な栄養素と学び、好きになってくるそうです。
苦味は身体の毒素や老廃物を輩出させてくれる役割もあります。
また、日本独特のカツオや昆布の出汁などのうま味も、味覚が発達することで美味しく感じられてくるもののようです。
緑の野菜を沢山食べている人は将来色んな病気にかかりにくくなります。
食事も毎日の積み重ねで、細胞や血液などすべてに影響し、健康な内臓も出来てくるので大切です。
良い食事が心も体も安定させてくれます。
みんなが「美味しい。」と沢山食べてくれたので、大根さんもきっと喜んでくれるんじゃないかな。
町民文化祭でのお仕事は・・・♥
tote11月4日(土)にコミュニティーセンターソピアで開催された築上町の町民文化祭に、月組さんが茶道のお茶のお運びで参加いたしました。
この日に向けて、日々一生懸命練習し、今日はいよいよお着物姿で文化祭のお客様達にお茶をお出しするということで、私もワクワクドキドキししておりました。
展示コーナーには町内の皆様の書道や油絵・水彩画・水墨画・手芸・華道など様々な素晴らしい作品が沢山飾られていました。
その中の保育園部門に第二青蓮保育園の作品がありました。
一年間「あおぞら農園」で菜園活動に取り組んだ思い出を、楽しく描いていました。
種や苗を植え、育て、収穫する様子や、採れたての野菜で作られた給食の写真などもあり、見ていると楽しい思い出がよみがえってくると同時に、子ども達の一年間の成長に改めて驚かされます。
野菜を育てながら、皆も一緒に大きく育っていたのですね 。
向野先生の絵画教室で描いた絵も飾られていました。
「子ども達の絵を見ると元気になりますね。」
「3歳児さんでも、こんなに描けるんですね!!」
と、見に来られたお客さんに声を掛けて頂きましたよ。
ほんと、どの絵も明るく生き生きしていて、絵が飾られている周りがパーッと明るいのです。
また、お隣の展示コーナーは第一青蓮保育園のお友達の作がありまして、運動会の鼓隊の絵など素晴らしい作品が沢山あり、運動会など一緒に頑張って、その後一緒に遊んでアイスを食べたりした楽しい姿が思い出されました。
福祉部門には誠松園デイサービスセンターの作品や小学校部門には下城井小学校や築城小学校の素敵な作品が沢山あり、卒園児さん達の作品を見つけて、「あっ!〇〇ちゃんの作品よね。上手に描けとるね~。」「小学校で頑張ってるんだろうね~。」と先生たち皆喜んでいましたよ。
さてさて、着物の着付けが完了し、いよいよ素敵なお姫様達の登場です。
みなさんとっても可愛らしいですね♥
男の子もキッリっと凛々しくきまっていますね。
お客さんも沢山見えて下さいました。
「かわいいね~。」
「上手ね~。」
みなさん子ども達が一生懸命真剣にお茶を運んでくれる姿を見て、感心していました。
背筋がピンと伸び、歩くときの指先まできれいに揃えてあり、お茶を運ぶ動き一つ一つが皆とても美しかったですよ。
第一青蓮保育園の先生も、お茶を飲みに来てくださいました。
第一青蓮保育園の年長さんも午後からお茶のお運びを頑張ってくれて、とっても上手に出来ていて両園とも素晴らしかったですよ。
最後の練習は第一青蓮のお友達と仲良く一緒に行い、第一の園長先生と第二の園長先生や保育園の先生方や、第一青蓮保育園のお友達、第二青蓮保育園のお友達にお茶を出しました。
お母さんとおねえさんにもお茶を運びました。
どうぞ。
歩き方も優雅で可愛らしいですね。
教育委員長の野村先生も来てくださいました。
誠松園のおじいちゃんと、おばあちゃんも。
皆さんとっても喜んで下さって良かったですね。
太陽君と、はると君もお父さんと来てくれましたよ。
お友達が来ると嬉しいですね。
ありがとうございました。
最後に皆でお茶をよばれました。
最後まで丁寧に、ひとり一人のお客さんに心を込めてお茶を出してくれました。
大きなお仕事を最後までやり遂げ、また子ども達の一生懸命な姿を見た、皆さんが笑顔になったり、感動したりしてくれて本当に素晴らしいですね。
来ていただいたお客さんやご家族の皆様もありがとうございました。
また一段と成長したような気がいたしました。
子ども達の能力って無限大ですね。
卒園するまで、沢山の体験をし、豊かに成長していけるよう私達も頑張っていきたいなと思いました。
文化祭に参加するにあたって、お忙しい中ご家族の皆様のご協力とご理解を頂き、本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
秋のお茶会
11月になり朝晩の冷え込みで、体調を崩しやすい時期ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
園庭のハナミズキの葉も紅く紅葉して保育園の周辺の山々も少しづつ色づいてまいりました。
そして今日は第二青蓮保育園で秋のお茶会が開催されました。
皆とても素敵な装いです。
今年は男の子も「僕も出たい!」と自ら名乗り出てくれました。
とっても頼もしいですね。
お茶は昔から武士の作法なので、姿勢も良くなり、様々な事に神経を行きわたらせるので身に着けておくと
動作が美しく礼儀作法も身につき、集中力や注意力、相手を思いやる気配りする心も高まっていくそうです。
また最近は東京オリンピックや和食の世界遺産の登録など、海外からも日本文化への関心が高まってきていますので、将来何かの役に立つかもしれませんよ。
自分たちの生まれ育った国の文化を身に着け、受け継いでいく事は大切なことです。
今日は第一青蓮保育園の年長さん達も来てくれました。
築城町の文化祭には第二青蓮保育園の年長さん全員と、第一青蓮保育園の年長さんの女の子がお茶のお運びで参加します。
文化祭に出演するために練習を重ねてきた成果を、お友達や先生に見て頂くため、頑張りましたよ。
お茶をどうぞ。
お姉さんたちの運んでくれたお茶はとっても美味しかったそうですよ。
第一青橋保育園の男の子達も、お客さんとして来てくれました。
皆背筋がピンと伸びて、見ていて気持ちが良いですね。
園長先生、どうぞ。
皆一つ一つのしぐさが美しいですね。
2歳児さんたちも、お客さんに来てくれました。
皆お行儀がとっても良いんですよ。
3歳児さんも、特に教えていなかったのですが、お兄さんお姉さんにならって、一緒にお辞儀をしていました。
子ども達は、子ども達や先生達の姿を見ることから多くの事を学ぶんですね。
お兄さんお姉さんが一生懸命真剣にお運びして下さるので、お客さんの子ども達も真剣にお客さんとしての役割を担ってくれていました。
お互いに心が通じ合っているのが感じられますね。
皆お茶碗が大きかったのですが、とっても上手にお茶を飲んいました。
星組さんも、とってもお行儀がよくて、食べた後のお菓子の粉をちゃんと片づけてくれていました。
来年お茶のお運び頑張って下さいね。
最後は皆でお茶を頂きました。
一生懸命頑張った後のお茶はとても美味しかったようです。
運動会の後から練習を始めたのですが、短期間で様々な事をきちんと覚えていました。
今日のお茶会で、また一段と自信がついたのではないでしょうか。
皆さんとっても素晴らしかったですよ。
お茶を出してもらった先生達皆感動していました。
11月4日の築上町コミュニティーセンターソピアで開催される築上町町民文化祭に出演いたしますので、皆様ぜひお茶を飲みにいらして下さい。