4月, 2021年
こいのぼりハンバーグ
今日は朝から風が強かったです。
畑に行くと野菜がまた大きくなっていて、ニンジンを少し間引いていると畑に来た子ども達が、「このニンジンかわいい。」「先生なんでニンジン抜いたん?」「僕もニンジン抜きたい。」
「食べるために抜いたんじゃなくて、ニンジンさん同士がくっついて場所が狭くなったから間引くために抜いたんだよ。」と伝えました。
あやちゃんが持ているのが間引いた「かわいいニンジン」です。
こんなに小さいのにしっかりニンジンの形してますね。
今日の給食に「こいのぼりハンバーグ」が登場しました。
伽羅蕗(きゃらぶき)の収獲
保育園のうの花とスズランがさきました。
初夏は新緑と爽やかな花がきれいな季節ですね。
今日は伽羅蕗(きゃらぶき)の収獲をしました。
普通のフキと違って、葉っぱがツヤツヤしていて茎も茶色で味も少し独特な香りがあります。
お花も普通のフキは「フキノトウ」が春に出来ますが、伽羅蕗は秋には黄色いお花が咲きます。
今晩から雨の予報なのでスナップエンドウも収穫しました。
伽羅蕗とスナップエンドウを沢山収穫して持って帰る時に、皆で一緒に運んでいるとそれぞれ意見の食い違いでケンカになる子ども達。
お互いに言い合いながら、最後まで一緒に運んでいました。
大丈夫です、よくある光景でいつもお互い何でも言い合ってはすぐに仲直りしています。
みんな自分の意見をなかなか曲げませんよ。(それだけ意思が強いとも言えます)
お部屋で蕗の葉っぱをとる作業をしました。
葉っぱを取って、茎だけにしたら一旦熱湯で茹でてもらい、そのあと皮むき作業を行います。
みんなで葉っぱを頭に乗せてみました。
葉っぱに穴を空けてお面にしてみました。
さて、だれでしょう?
葉っぱを取って茎だけになると、量は思ったほどありませんでした。
それだけ葉っぱが多かったので、しばし葉っぱであそびました。
葉っぱでコップを作って中に水を入れてみました。
茎だけだとこのくらいの量になりました。
今から高橋先生に茹でてもらいます。
茹でてもらったフキの皮をむきます。
スルスルっとむけました。
みんな皮むきが上手です。
指先を使って頑張っていました。
皮がクルンとなるので、「カメレオンのしっぽみたい。」とみんな喜んでいました。
子どもの時って、どんな事も新しい発見でワクワクして楽しそうなんですよね。
以前「チコちゃんに叱られる」というNHKのテレビで「子どもの時は一年が長くて、大人になると一年が早く感じるのはなぜか?」という質問で、その回答は「子どもは一瞬一瞬が初めて知る事や驚きがあり、いつもワクワクした気持ちでいるから。」というような事を言っていましたが、大人になるとそれが「あたりまえ」になってしまって、新しい発見や物事に感激したり面白いという気持ちが無くなってくるようです。
子ども達を見ていると本当にみんないつもハイテンションで、笑ったり、驚いたり、泣いたり、怒ったり、歌ったり、お友達と共感して騒いでいて、本当に心がいつもワクワクドキドキしていて楽しそうだなと感じます。
スナップエンドウのスジ取りもしてくれました。
みんな一生懸命作業してくれてフキの皮とスナップエンドウのスジ取りも、全部あっという間にみんなでしてくれました。
早速、高橋先生が味付けして炊いてくれたので、明日の給食に美味しい伽羅蕗の佃煮が出てきますよ。
バイオリン
今日からバイオリンを持つ練習をした月組さん。
昨日まではすぐ疲れてしまうので、バイオリンを持てるようになるため体をしっかりする目的で体操をしていましたが、いよいよ持つ練習に入りました。
左手でバイオリンを持って、自分で肩の所まで持ち上げる練習と正しい姿勢と手や指、手首、肘の位置で持つ練習をしました。
正しく持って20秒保持しました。
毎日持つことを繰り返して、正しい体の位置を自分で覚えていく事と、腕や背筋の力で持てるようにしないといけません。
みんな、かっこよく持っていますね。
最初はみんな、「先生今日からバイオリン持つよね!」と凄く張り切っていましたが、いざ持ってみると「疲れた~。」「腕が痛い~。」「足が痛い。」とまだちょっとしか持っていないのですが弱気になってきたので、ちょっと心配になりましたが、最初は皆こんな感じです。
今まで生まれてから一度も使ったことの無い筋肉を使ったので、まずは筋肉さんがビックリして目を覚まします。
これを毎日繰り返していると、筋肉さんが頑張って強くなってきていつの日か持てるようになってきますが、毎日正しい姿勢で気長に行う事が大切です。
疲れるからと練習しなかったり、ちょっとだけですぐ辞めたり、お話を聞かずキョロキョロ、ウロウロしたり、寝っ転がったり、ダラダラしているとなかなか体が正しい持ち方や筋肉の保持や動かし方を覚えないので、いつまでたっても思うようにいきません。
みんな頑張って自分の力で持って20秒を2セット持てていました。
みんな「つかれた~。」と言っていたので、まきえ先生も、「ちょと大丈夫?!できるん?」「しっかりご飯食べて体力つけんと。」と笑っていましたが、最初は本当に皆こんな感じなんですよ。
自転車の練習のように、自転車に乗れない時は「本当に乗れるようになるのかな?」と思いながらも、お父さんやお母さんと一緒に何回も間隔を掴むまで練習したら、ふと出来るようになる感じに似ています。
本人と同様、横について持たせている先生も汗だくで、「本当に出来るようになるんだろうか?」と、心が折れそうになる事があるのですが、バイオリンは先生と生徒さんとの共同作業とお互いの根気ですので、毎日コツコツ諦めずに小さな達成できそうな目標を少しずつ作って乗り越えて励ましながら、2月の発表会を目指して頑張って行こうと思います。
蔵内邸
4月27日(火)
今日は朝から蔵内邸までお散歩に行きました。
川にお魚さんが沢山泳いでいました。
お兄さんお姉さんとと手を繋いで頑張って歩きました。
蔵内邸の鯉のぼりと一緒に。
緑鮮やかな綺麗なお庭に鯉のぼりが生えますね~。
今日の夜からお天気が下り坂のようですが、朝は良いお天気で爽やかな風が気持ちよかったです。
バランス体操
4月22日の13時から年長さんの「バランス体操大会」が開催されました。
バランス体操はバイオリンの練習に入る前に、バイオリンを持って立てるようになるための体力づくりの一環から始めました。
バイオリンは意外ですが、持って立つだけでも疲れるので、一に体力と諦めない心と周囲の御家族や先生やお友達の励ましです。
まずはいつもしている体操をしてウォーミングアップです。
まずは「タケノコ体操」です。(みんながタケノコの皮むきをしたから付いたネーミングです。)
指先一本一本ピンと伸ばして、お空に向かってタケノコみたいに高~く伸びる体操です。
最初フラフラしていた皆つま先立ちも上手になりました。
足の指が全部使える事が立つ時の安定にも繋がり、姿勢も良くなって疲れにくくなります。
腕を上げて手指のグーパー体操です。
手の指や手の平の筋肉を意識して使えるようにするため、30回グーパーします。
バイオリンのネックを支えたり弦を押さえたり、弓を持つ力に活かされてきます。
最初は疲れていたのですがみんな30回簡単に出来るようになりました。
次は椅子に足を付いて姿勢を良くして座って、足指をグーパーを30回します。
足裏のアーチを鍛えます。
姿勢よく座る事がポイントで、良い姿勢で長い時間保てることが安定感や集中力に繋がります。
いつもは他の体操もしているのですが、今日はバランス体操がメインなので早めに切り上げました。
これで準備体操完了です。
さていよいよバランス体操大会が始まりました。
みんな姿勢がとてもよくて、カッコよくバランス体操しています。
1回目は右足、2回目は左足で行います。
足が地面に付いたら後ろに座るというルールです。
みんなとっても真剣で、いつもより長く出来ていました。
いざとなった時の集中力にビックリ。
時間が長くなると段々足が疲れてくるのですが、足の裏や指でバランスを取ったり、ケンケンしながら最後まで諦めずに1秒でも記録を伸ばせるように皆頑張っていました。
表彰式です。
みんなが最後まで頑張った姿に感動しました。
悔しい気持ちも乗り越えてお友達を讃えることも出来ていて、みんなベストを尽くしていました。
みんな結果も素晴らしかったですが、これまでコツコツ毎日頑張った経過が大事ですね。
1週間を目途に体操を頑張って、来週の月曜日からバイをリンを持つ練習に入ります。
少しずつ持てる時間を増やしていく所から始めます。
これから生活発表会の2月まで、皆で目標をもってお友達と励まし合って頑張っていきましょうね。
こいのぼり
4月26日(月)、こいのぼりが園庭にお目見えしました。
青空に鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでます。
風も強かったので鯉のぼりが動くと皆喜んでいました。
ホオウレンソウも収穫しました。
お部屋で鯉のぼりを作っている鳩組さん。
お誕生会
4月23日(金)は4月生まれのお友達のお誕生会でした。
高橋君、4月生まれのお誕生日おめでとうございます!
ゆい君からお誕生カードが手渡されました。
月組さんのらなちゃんと、るなちゃんがNiziUの「Make you happy」を踊りました。
ポーズが決まってとっても可愛いですね。
花組さんが「犬のおまわりさん」歌いながら踊りました。
いつも大きな声で歌って練習していました。
迷子のネコさんと犬のおまわりさんになりきって、可愛い振り付けで踊ってくれました。
皆も自分のお名前やお父さんお母さんのお名前ちゃんと言えますね。
鳩組・星組・月組さんが「めだかの兄弟」を歌って踊りました。
メダカさんは「大きくなったらコイやクジラになるのかな?」と疑問に思っていますが、メダカになるんだよ、というお話です。
大きくて強そうな姿にあこがれたけど、川の中でスイスイ泳ぐメダカさんは皆を癒してくれて大人気ですね。
メダカはメダカの良さがあります。
色んなお魚や動物になって踊ります。
スイスイ、スイスイ、スイスイ、スイスイ。
ヒレを使って泳ぎます。
この歌は、一番が「スズメの兄弟」で2番が「メダカの兄弟」3番が「こねこの兄弟」です。
とっても楽しいお誕生会でした。
聖火リレー
5月12日(水)に築上町のメタセの杜から聖火リレーがスタートします。
その時にお花の苗を植えたプランターに飾るメッセージカードを月組さんが書いてくれました。
お家でお母さんと書いたり、自分で書いたりみんな素敵なメッセージばかりですね。
聖火リレーは第二青蓮保育園の卒園児さんの梶屋さんも走ります。
さくらんぼ
4月22日(木)花組さんが「サクランボ」を収獲しました。
昨年がゴールデンウイーク中に鳥さんが殆ど食べてしまっていました。
樹全体にネットをはったのですが、ネットの網目から上手に鳥さんが食べていたのでビックリ! ( ゚Д゚)
今年は赤くなるのが早かったので、連休前に鳥さんに食べられる前に収獲しようと思います!!
鳥さんから「ケチだな~。」と思われるかもしれませんが、気にせず収獲しましょう。
今からサクランボとりますよ~。
今年はあまり実が付いていませんが、実がよく生る年と生らない年があるのでしょうか。
可愛いサクランボをもって皆笑顔になっていました。
ツヤツヤ赤くて可愛いですね。
つむちゃん、とどきますか?
うまく取れて良かったですね。
そうま君も初めてのサクランボの収獲です。
給食の横に添えられました。
サクランボは鳥さんにも少し残してあげました。
菜園活動 その2
4月22日(木)は、前回植えていないピーマンとカボチャの苗も植えました。
まずどこに植えるか決めてミニトマトの苗ポットを置いて、間隔を決めます。
次にポットを横に一旦ずらして、最初にポットを置いていた所にスコップで穴を掘ります。
「先生、ここでいいよね。」
頑張って穴をほるけいちゃん。
月組さんは作業に慣れていて早いです。
野菜を植える時、いつも真剣なるなちゃん。
一生懸命な姿がいいですね。
綾ちゃんも大分慣れてきて楽しそう。
うまく植えられて大満足。
土の中からビニールひもがっ! (゚Д゚;)
安心してください、ヘビじゃないですよ~。
次はピーマンの苗を植えました。
らなちゃんも菜園活動が得意で、いつも最後の作業まで頑張ってくれます。
よう君もピーマンを植えました。
大きくなるといいですね。
次はキュウリの苗を植えます。
ミニトマトの苗の近くにバジルを植えました。
「わぁこれ、良い匂いがする!」
「ほんとだ!」
よう君はカボチャの苗を植えました。
「カボチャの苗って チクチクするね。」
良い所に気が付きました。あと、キュウリもカボチャの苗と同じで苗も茎と葉っぱに産毛のようなチクチクする毛が沢山付いています。
茄子も大きくなると茎からトゲが出てきますが、外敵から身を守っている説が有力なようです。
よく子ども達が、お友達に玩具を取られたり気に食わないことやケンカした時に「ギャーッ!!」とか言って泣いて防衛している感じなのでしょうか。
カボチャやキュウリのチクチクは人間からみると「植える時痛いから無い方がいい。」「こんなので身を守れるの?」と思ってしまいますよね。
「星の王子様」のお話を思い出しました。
王子様の家にバラが1本生えてきて育てる事にしたのですが、バラがまったく思うようにならず「支柱を立ててほしい。」とか自分の主張ばかりするので「こんなわがままなバラとは友達になれない、分かり合えない」と嫌気がして王子様は怒ってバラを見捨てて他の星に旅に出ました。
旅の途中で色々な人に出会います。(ちょっと変わった人)
その経験から色々な事を学び、王子様は今まで自分は物事の表面ばかりに囚われていることに気が付き、バラの言葉や行動の裏側にある本質が見えて無かった事に気が付きました。
自分にも原因があったんだなと。
ずっとバラの事を考えて、王子様は地球で出会ったパイロットに「バラのトゲは何のためにあるのか」について質問しました。
王子様はバラのトゲは意地悪さや冷たさ、我がまま、自分に対する悪意なのだと思っていました。
今まで自分の立場からバラを見ていて、バラの立場から見てあげる事が大切だと気が付いてきました。
「バラは自分が弱いと思っているから自分を守ろうと思ってトゲをつけているのではないか?」
我がままを言うのも自分への愛情や守ってほしい表われなのではと考えました。
今度は、王子様は自分のバラは世界で一つだと思っていたのに、そのバラが地球に来たら沢山ある事がわかり、「自分のバラは何でもないどこにでもある普通のバラじゃないか。」と一時ショックを受けたりします。
珍しいから、特別だからという理由でバラに関心をもっていたのでしょうか。
ある時、王子様はバラと離れて孤独で寂しくなっていた時に、たまたま出会ったキツネに「友達になってよ。」と言います。
しかしキツネは「絆は簡単には作れない。友達になるには相手を受け入れ自分を変える勇気が必要なんだ。そのためには辛抱が必要なんだよ。そうでないと絆はできない。」と言いました。
王子様は、友だちはどこかにいて出逢えばなれると思っていました。
最初から出来上がっている友達はいなくて、少しずつ時間をかけてお互いを受け入れていく関係づくりが友だちだと気が付き、「自分のバラはたった一つのかけがえのない存在」だと気づきました。
そして「大事なものは目に見えない」と気が付いたのでした。
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