花まつり
4月9日(火)は浄興寺の「花まつり」4歳児と5歳児さんが参加しました。
「花まつり」は4月8日のお釈迦様のお誕生のお祝いの日で、タイやハワイでは祝日になっていて、国でお祝いするところもあります。
花御堂は第一青蓮先生と第二青蓮保育園の先生で前日に作りました。
第二青蓮に咲いていた桜や利休梅・クリスマスローズ・アイリス・ハナカイドウ・キランソウなどを飾りました。
花御堂は屋根にお花が飾られ、生まれたばかりの赤ちゃんのお釈迦様の像に蓮の花の器の中に甘茶が入っています。
この甘茶は柄杓でお釈迦様の像にかけます。
お釈迦様が今から2600年前に、インド(今のネパール)にカピラ城の王子様としてお生まれになられました。
お母さんのマーヤ婦人がインドのルンビニーの花園でお産された時に、沢山のお花が咲き、9つの龍が甘い雨を降らせたという言い伝えがあります。
その時にお釈迦様は7歩あゆまれ、立ち止まって右手で天を、左手で地面を指さして「天上天下唯我独尊」と言われました。
この時のお姿が、花まつりのお釈迦様の像になっています。
なぜ7歩なのかと言いますと、人間の悩み苦しむ世界である、地獄・餓鬼・畜生界・人間界・天上界という自らの欲や煩悩が作り出す迷いの世界を1歩出てお悟りを開かれ、お浄土の仏様の世界を表し伝えて下さったお釈迦様に対する感謝の気持ちを表した言い伝えでもあります。
月組さんはお寺での初めての献灯献花でした。
月組さん代表者焼香です。
星組さん代表者焼香です。
皆でお釈迦様に甘茶をかけました。
最後に甘茶を頂きました。
「ちょっと苦手で飲めない」という子と「美味しい」とお代わりしてくれた子もいました。
甘茶は「甘茶蔓」という植物の根っこを煎じたもので、不思議な甘さがありますが、漢方でもあり体にとっても良いそうですよ。