花まつり
4月8日(水)はお釈迦様のお生まれになった日である「花まつり」です。
その日はお寺にお参りに行きます。
前日に皆で花まつりの「花御堂」に飾る保育園の園庭のお花を沢山摘みました。
クリスマスローズが沢山咲いているので少し頂きます。
花まつりは、沢山のお花を飾ってお祝いします。
お釈迦様は今から2600年も昔にインドのルンビニーという花園でお生まれになった時に甘い雨が降り、沢山のお花が美しく咲き誇りました。
お釈迦様は「お花も、虫も、動物も、お野菜も、みんな私達人間と同じたった一つの尊い命を頂いて生きているのですよ。その命はみんな繋がり合って支え合っていることで、この私の命を支えてくれているから、今こうしてここで、私は生きているのですよ。」とののさまのお心を伝えて下さいました。
私達には見える命もあるけれど、見えないない命も沢山支えてくれていますね。
土のなかの見えないくらい小さな虫さんや、雨や川の水やその中で生きている小さな生き物や、またお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん、その他にもいろいろなお仕事をしてくれている人たちがいて、見ようとする心がなければ見えないし気が付かないけど、沢山のお働きや命のおかげで生かされています。
花まつりは、ののさまのお心をきかせて頂き「ありがとうございます。」と感謝の気持ちで手を合わせる日です。
「お花さん少し分けてね。」
ハサミで丁寧に切って、切り口を直ぐに水に浸します。
その他にも桜・利休梅・椿などを摘みました。
「おしゃかさま喜んでくれるといいな。」
コロナウイルス感染拡大防止のため、皆マスクをしてお寺の本堂でお参りしました。
献灯献花は、植村君と大野君がリンゴをお供えしました。
お焼香は全員行いました。
花御堂のおしゃかさまに甘茶をかけました。
最後に皆で甘茶を頂きました。
「甘茶おいしいね。」
美味しいと直ぐに飲んでしまう子と、ちょっと不思議な味がすると感じて、なかなか飲めない子もいましたが、みんな甘茶のやさしい甘さを、お友達と楽しんでいました。
「僕もおう飲んでしまったよ。」
4月から月組さんになったはると君。いつも年中さんや年少さんと遊んでくれたり、先生のお手伝いをしてくれるやさしいお兄さんです。
花まつりは月組さんになって最初の行事で、保育園生活最後の花まつりでもありました。
これからもみ仏さまに見守られて、楽しい園生活が送れると良いですね。