大根の種まき
今日は大根の種まきをしました。
まだ暑いくらいの時期に種を蒔かないと芽が出なくなってしまい、今日は午後から雨も降るようなので
種まきに持って来いの日でした。
まずは白い長い大根さんの種を蒔きます。
「あっ!種が赤い。」
大根の種は本当はこげ茶色ですが、赤い色でコーティングされていました。
種が腐りにくくなるし、土に落ちてもすぐに探せます。
今から植えますよ。
「白い大きい大根はおでんにピッタリだね。」
「おでん好き。食べたい。」
「大根は冬に出来るもんね。」
と、先生とみんなで色々お話していました。
一つの穴に2粒~3粒まいて、少し余ったのでその周りにまきました。
沢山芽が出たら大きく育つ前に抜いて、葉っぱを漬物や菜飯ごはんにしたら美味しいですね。
「畑の中の石は見つけたら取り除いて下さい。」
石にぶつかると足みたいな大根になります。
はると君「土の中で石に当ると大根が割れるんよね。」
何でも知っている年長さん。
「みんな~、種と種の間は少し離してよ。」
芽が出た後間引くときに、お互いの根っこがきれたり痛んだりしないように、予め種同士を離して蒔くことを毎年していました。
そのことをちゃんと覚えていた年長さんが、種まきのコツを鳩組さんと星組さんに教えてくれていました。
生活の知恵を先輩として伝授していけるようになるとは。(ノД`)・゜・。
余った種を空いたスペースにまいているるなちゃん。
種まきの姿勢がなかなかカッコいいですね。
土をやさしくかけて上げたら完了です。
今度は他の畑に赤い大根とカブの種を蒔きました。
「赤い大根とカブを蒔きます。」と先生が言うと・・・。
「赤い大根大好き。」
という声がちらほら。
赤い色が人気なのか、味が好きなのか、とにかく子ども達に人気な赤い大根さん。(*^▽^*)
鳩組さんの男の子たちがカブの種をまきました。
あれっ?
「先生、カブの種が青いよ。」(カブの種は青いコーテイングがしてありました。)
東方先生「鳩組さん青好きだから良かったね。!!」
「みんな青好きよね!」
星組さんと月組さんは赤い大根の種をまきました。
カブの種は小さくてサラサラしているので、手から落っこちてしまいます。
「落ちた種さん、どこにいったの?」
種が小さいから探すのも大変。
「お手手をお椀みたいに少し丸めたら落ちにくいよ。」
「種は右手でつまんで、左手のお椀みたいにした手に乗せてください。」
右手と左手を目的によって工夫して使い分けるのって、私達は当たり前にしていますが、3歳児さんにとっては最初は難しかったようです。
でもコツを覚えるとみんな上手に出来ていました。
残った種はパラパラ空いた場所にまきました。
カブも芽が沢山出たら、間引いてお漬物にできますよ。
次はブロッコリーやキャベツなどを植える予定の畑を作るため、皆で土を運びました。
土の中に入った木の枝や小石を取り除いています。
時々カブトムシの幼虫が入る事もありました。
ブロッコリーは栄養があるから沢山出来たら良いですね。
そのためには土づくりが大切です。
年長さんのはると君が、土を沢山運んでくれて、続いて星組さんや鳩組さんも頑張ってくれました。
鳩組さんも頑張っています。
皆ドンドン土を畑に運んでくれました。
「先生、早く土いれて!!」と次々に並んでいました。
バケツに土を入れる先生が追い付かないくらい、みんな早い早い。
そしてパワフルで大変元気が良い!
星組さんは「ぼく、もうちょっと重くても運べるよ!」
「私も重くても大丈夫!」
と、「ちょと重いかな」と思って星組さんと鳩組さんは土を少なめに入れていたのですが、
「先生もうちょっと土いれて、重たいの運ぶの大好き。」
と、年長さんが沢山運ぶ姿を見て挑戦したい気持ちになったようです。
ちょっと土を増やしたバケツも張り切って持っていました。
皆で力を合わせて、あっという間に畑が完成しました。
先生が「もうこのくらいで良いよ、終わりましょう。」と言うと、
「えーっ、まだ運べるよ!」
「まだしたい。」
と言っていました。
4月の頃に比べると体力も気力も大きく成長している姿に感心してしまいました。
みんなが作ったフカフカの土に来てくれるブロッコリーさん達、喜んでくれるといいな。
皆の一生懸命最後まで頑張っていたことと、チームワークの良さに先生感動しました。
その調子で運動会も心を一つにがんばりましょうね!!