救急法講習会
今日は保護者会の皆様が運動会の打ち合わせに見えられました。
その後、保護者の皆様と職員で豊前消防署の消防隊の皆様を講師に迎えての講習会となりました。
今日は、卒園性のお姉さん達も来てくれたので、子どもたちが嬉しそうに、朝の礼拝も張り切っていました。
保育者である私たちが子どもたちの命を守るため、リスクを回避するために大切なことは、日頃からの予防であり、子どもたちをよく知り、様子をよく観察し、子どもたちにとって心身ともに安定し伸び伸びと育つ、安全で良い環境を作ること、(住む環境の他に、自然、食事、関係性など)子どもにとって良い生活習慣を送ってもらうことと、いざ心臓や呼吸が止まってしまった時に、早期発見し救急車が来るまでに心肺蘇生をきちんと行うことで生存率が大きく変わります。
そのために正しい心肺蘇生の方法を訓練しておかなくては、慌てて手遅れになってしまったり、助かるべき命が助からなくなってしまいます。
心肺蘇生はまず、「助ける勇気」が大切だと言われていました。
「なんとしてもこの子を助けるんだ」という気持ちがなければいけないそうです。
しかし、いくら助けたくてもやり方がわからなければ助けられません。
そして心肺蘇生は一人では成し遂げることができません。
期発見し心肺蘇生を行う人、119番する人、AEDを持ってくる人など皆が協力しチームワークで行います。
その中でも心臓マッサージは特に重要で、人工呼吸が出来なくても救急車がくるまで、心臓マッサージを続けることが大切だそうです。
乳幼児突然死の防止にも心臓マッサージは重要です。
実際に体験し勉強しておかないと、いざとなった時に躊躇してしまいます。
今回は赤ちゃんの人形も持ってきてくれました。
子どもたちも真剣な表情で消防士さんのお話を聞いています。
花組さんも参加しました。
みんなお行儀がいいですね。
保育者同士チームワークをもって意識を高め、また保護者の皆様と協力し、子どもたちの命をしっかり守っていけるよう気持ちが引き締まります。
保護者の皆さんと先生が講習を受けている間、子どもたちは外で消防車と救急車の見学をさせてもらいました。
消防士さん達が親切に説明してくださいました。
色々な部品がついてますね。
普段は見ることができない消防車の中を見てとっても喜んでいました。
救急車の中も見せてもらいました。
放水するホースかな?
命を守るための大切な道具を近くで手に取って見ることができ、将来は消防士さんに なりたい子も出てくるかもしれません。
火事の連絡が入ったようです。
首に巻いているのは、交通事故にあった時のコルセットのようです。
楽しそうですね。
最後に記念撮影です。
今日は救急法について教えて頂きありがとうございました。
子どもたちから、保育園で作った梅干しのプレゼントがありました。
消防士さんが「梅干し大好きなんですよ。」と喜んで下さって良かったですね。
最後にみんなでお見送りです。
「ありがとうございました。」
次回は冬に消防法の研修がありますので、よろしくお願いします。